正:自分で一旦は考えている。
誤:相談相手に丸投げしている。
こんにちわ。
ゆーだい(@MusicmanOf)です。
「相談って意外と難しい…」
あなたは、こんな風に感じたことはありますか?
相談には、「正しい相談の仕方」「誤った相談の仕方」というものがあって、誤った相談の仕方をすると、欲しい情報は得られない上に、あなたの信用もガタ落ち。
特にビジネスの場では、相談相手から怒られてしまうこともあります。
下手すれば誰も相談に乗ってくれなくなることも…。
うまく活用すれば、相談相手からの信用も得られる上、答えに最短かつ低リスクでたどり着けるだけに、相談で失敗するのは超もったいないです!!
…ということで、今回は「正しい相談の仕方」についてご紹介。
相談するときは、以下のポイントに気をつけましょう。
- 本当に相談が必要な内容かどうか、見極める。
- 誰に、どのように相談すればいいか、理解する。
本当に相談が必要な内容かどうか、見極める。
まずは、相談内容がそもそも相談する必要があるものかどうかを見極めましょう。
はっきり言ってですね、相談が必要な場面って実はそれほど多くありません。
大抵のことは、独断で行動してもなんとかなります。
では、「どんな場合に相談が必要になるのか」なんですが、これは大きく2つにまとめられますねー。
「決断に伴う影響が大きい場合」と「どうしたらいいか全くわからない場合」です。
1.決断に伴う影響が大きい場合。
例えばですが、あなたの決断によって会社や事業の今後が左右されたり、あるいはあなた自身の人生の今後を左右するような場合。
こういった場合は相談もありでしょう。
あとで取り返しがつかなくなるぐらいなら、あらかじめ相談しておいて、よりよい結果に結びつけた方がいいです。
とはいえ、すでにお伝えした通り、自分では「取り返しつかないかも…」と思っていても、だいたいの失敗は正直なんとかなります。
あんまりビビる必要はないです。
それに、重大な局面で下した決断ほど、うまくいったときに得られる成功体験は大きいので、「失敗してもなんとかなるでしょ」という気持ちで、どんどん自分で決断することをオススメします。
2.どうしたらいいか全くわからない場合。
自分でいくら考えてもどうしたらいいか全くわからない場合、これはさっさと相談しましょう。
方向性すら見失っている状態なら、はっきりいって考えるだけ時間の無駄です。
そんな状態で決断しても失敗する確率高いですし、かりにうまくいったとしてもそんなのたまたまで、成功体験としての積み重ねにはなりにくいです。
相談し、アドバイスを得て、結果に結びつける。
その結果得られた経験を、今後に活かした方が絶対有益ですね!
誰に、どのように相談をするのか?
これまでのことから、「これは相談が必要だな!」と判断したとします。
相談する際は、以下の点に注意してください。
- 相談相手を間違えないこと。
- 一旦は自分で結論を出す。
1. 相談相手を間違えないこと。
相談相手を間違えてるケース、非常に多いです。
そもそも相談の目的というのは、「決断を下すに当たって有益な情報を得ること」ですよね。
ならば相談相手は、相談したい内容の分野のスペシャリストを選びましょう。
相談相手を間違えると、有益な回答は返ってきません。
「相談したけど、うまくいかない」という意見をよく聞くことがあるんですが、畑違いの相談相手を選んでいることが非常に多いです。
たとえば、「仕事やめて、起業しようと思うんですが…」という質問をするなら、どういう人に相談するのがいいでしょうか?
この場合、実際に起業している人、もしくは起業の経験がある人に聞くべきですよね。
起業経験がない人に相談したところで、「いや、リスク高いからやめといた方がいいよ!」って言われるだけ。
でもその人起業について何にも知らないわけですから、そんな意見、なんの参考にもなりません。
相談するだけ、相手の時間も、あなたの時間も無駄になっちゃいます。
- あなたが相談したいことはなんですか?
- 相談相手は、その分野について詳しく知っていますか?
- 実績はありますか?
魚のことは魚屋さんに。
野菜のことは野菜屋さんに。
肉のことは肉屋さんに。
同じように、あなたの聞きたいことは、その道のスペシャリストに相談するようにしてください。
2. 一旦は自分で結論を出す。
「これってどうすればいいですか?」
このような“ざっくり質問”ってよくあるんですが、実はこれ…最悪です。
あなたが自分で調べるのがめんどくさくて聞いているだけなのか、それとも問題解決のためにちゃんとした意図を持って聞いているのかは、質問の仕方ですぐにわかります。
このざっくり質問は、自分で考えていないときの典型的なパターンです。
相談相手は忙しい中、あなたのためにわざわざ時間を割いてくれています。
「相手の時間を奪っている」という感覚を絶対に忘れないようにしましょう。
まず、相談の前に調べられることはちゃんと調べた方がいいですね。
今の時代、大体のことは調べれば相談しなくともわかります。
調べてみて、「うん、わからんっ!」ってなった場合は、以下の順序で話をまとめ、相談するようにしてみてください。
- 何を相談したいのか?
- なにをしたくて、どういうところがうまくいっていないのか?
- 自分で出した結論はなにか?
上記のポイントを押さえて、相談の際に活用できそうなテンプレートを作成してみましたー!
今、お時間大丈夫ですか?
○○について、△△さんの意見を伺いたいので、ご相談させてください。
最終的に○○したいのですが、現在○○という問題を抱えています。
私としては、○○という理由から○○してみようかと思うのですが、△△さんならどうされますか?
まずは、今時間もらって大丈夫かどうかを確認しましょう。
相談相手が何か込み入った仕事をしている可能性もありますし、対応可能か確認するのは最低限のマナーです。
「大丈夫だよ!」
了承が取れたら、何について相談したいのか、結論から言いましょう!!
これ...むちゃくちゃ大事です!!
結論からいうことで、相手は何が相談したいのか状況を整理しながら聞くことができます。
逆に前置きばかりで、いつまでたっても相談内容がわからないと、「で、結局何が聞きたいの?」と不快感を感じさせてしまう可能性が高いです。
相談や質問をするときに、結論から言わない人って、もうほんとびっくりするぐらいめちゃくちゃ多いんですよね…!!
それもそのはず。
実は結論からいうのって慣れるまでは結構難しくて、スキルがいります。
常に「結論から言おう!」という意識を定着させていないと、まず間違いなく前置きから入ってしまいますし、その前置きも長くなります。
要注意です。
んで最後。
これは個人的な経験則ですが、「○○さんはどう思いますか?」ではなく、「○○さんならどうされますか?」と聞くのが良いです。
「○○さんはどう思いますか?」という聞き方だと、「いいんじゃない?やってみれば?」で終わってしまうことが多くて、あまり情報が得られないんですよね。
「○○さんならどうされますか?」という聞き方であれば、「俺ならこうする」という具体的な回答が得られることが多いです。
ただ、この聞き方、実はデメリットもあって、やり方を聞いたからにはその通りにやらざるを得ない感が出ます。
相談相手のやり方が必ずしもあなたにあっているとは限らないので、そのことを理解してくれている相談相手であれば最高ですね。
まとめ
- 本当に相談が必要な内容かどうか、見極める。
・決断に伴う影響が大きい場合は相談。
・どうしたらいいか全くわからない場合は相談。 - 誰に、どのように相談すればいいか、理解する。
・相談相手を間違えない。
・一旦は自分で結論を出す。
ここまで相談の仕方についてご紹介してきましたが、お伝えしたようにうまく相談を活用するのははっきりいって結構難しいです。
ポイントを押さえつつ、最初のうちは失敗を恐れずにどんどん相談をしてみてもいいと思います。
いきなりうまく相談できる人なんかほぼいないので。
ぜひ試してみてくださいね^^
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