「長期目標をたてると失敗する」ホリエモンの著書『時間革命』から学んだこと。

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「頭でっかちになりすぎてるな…」

 

ホリエモンの『時間革命』を読んで、最初に思ったことです。

ボクはいつも「考えること」が先行してしまい、動き出しが遅いなと感じていて、これはすごく悪いクセだと思っています。

とくにこれまでよくあったのが、「目標を立てることに時間を使い過ぎてしまい、目標を実行することなく終えてしまう」ということ。

これにどれだけの時間を費やしてきたのだろうと想像すると、ショックで寝込みたくなるレベルです…。

ホリエモンの『時間革命』は、そんなこれまでの自分とさよならグッバイできそうだと思えたので、今回はボクと同じような悩みをもってる方のヒントにしていただければと思い、本から学んだことをお伝えします。

 

目標は「長期」ではなく「短期」で立てた方がいい。

これまでたくさんの本を読んできました。そのなかで「長期目標を立てた方がいい」ということを学び、長期で目標を立ててきましたが、正直うまくいきませんでした。

なんでうまくいかないかというと、「思い通りにコトは進まないから」です。

2 年とか 3 年単位で目標を立ててみても、状況や環境が変わることもあれば、やりたいことだって変わってたりします。そうなると、せっかく長期目標を立てた時間もまるごとムダになっちゃうんですよね…。

やってみるとわかりますが、長期で目標を立てるのは、わりと時間がかかります。

「3年後には雇用されずに生きていけるようにしたいから、月収 30 万円は稼げるようになっておきたいな。個人で月収 30 万円稼げる仕事ってなんだろう。ちょっと調べてみよう」

「このスキルを身に着けるには、これだけのことやって、こうしてああして、…」

こんなことを続けていたら、2〜3日なんてあっという間に過ぎ去ります。この時間がぜーんぶ無駄になってしまうんです。

長期目標を立てることでうまくいっている人もいると思いますが、少なくともボクにはあまり向かないとわかりましたし、ホリエモンも著書の中で「短期目標こそが人生を楽しむための秘訣」と話しています。

今後は、「短期」で目標を立ようと決めました。

では、「どういう風に短期目標を立てていくか?」というとですね…。

「1 週間 〜 1 ヶ月単位」、かつ、「やりたいことベース」で目標を立てるんです。

具体的にお伝えしますね!

 

 

短期目標は「やるべきこと」ではなく「やりたいこと」

「努力するな。ハマレ」

著書の中でホリエモンはこのように述べています。

目標は「やるべきこと」ではなく「やりたいこと」であるべきです。

短期目標を立てる上で、前提として把握しておいた方がいいことは、「なんのために短期目標を立てるのか?」ってこと。

すでにお伝えしましたように、短期目標を立てるのは「人生を楽しむため」です。

それなら目標にするべきは、「やるべきこと」ではなく「やりたいこと」や「興味があること」の方がぜったいにいい!

「やるべきこと」ってついつい目標にしがちなんですが、楽しくないと続かないし、続かないと結果もでにくくなります。

最終的に、「やりたくもないことをやって、結果も出ずに、ボクはいったいなにやってたんだろう…」と、絶望モードに突入してしまうこともしばしば…orz(過去に何度も突入しました)

一方「やりたいこと」なら、最悪、最終的に結果につながらなかったとしても、やっている間は楽しいので、すくなくとも時間の無駄にはなりません。

さらに、自分の求めていた結果にまでつながればそりゃもう最高ですよね。

これらの理由から、目標は「やりたいこと」で立てましょう。

とはいえ、「いや、そんなこといわれても別にやりたいことなんかないしなぁ…」って人も結構多いハズ…。

じつは、そこに関しても本の中にヒントが書いてありました。

 

 

「気になること」を3つほどあげてみる

なにをもって「やりたい」と判断するかいうと、これは「経験」から判断されます。

サッカーをやったことがない人が、サッカーの楽しさをわかるわけはありませんし、イラストを描いたことない人がイラストの楽しさをわかるわけはないですよね。

  1. 気になることを3つほどあげてみて、とりあえずやってみる。
  2. やってみて「楽しい!」「おもしろい!」と感じたものは継続、「思ってたのと違った…」っていうものは終了する。

こんな感じでいいと思います。

まずは「気になること (興味があること) 」で短期目標を立てるのがオススメで、たとえば、ボクでいうと、気になることは以下の通り。

  • 絵を描く
  • 小説を書く
  • FF12 (ゲーム) をクリアする

気になることを3つほどあげたら、ここから短期目標を立てるわけですが、「短期っていっても、ざっくりどれぐらいの期間よ?」という疑問が出てきます。

これは本の中にも明記はありませんでした。

しかし、読んでる感じ「できれば 1 週間、長くて 1 ヶ月」ぐらいだと思っておけばちょうどよさそうです。

となると、たてる目標は「1 週間でワンピースの○○のシーンを模写する」とか、「1ヶ月で短編小説とひとつ書き上げる」などになります。

短期目標なので「2 ~ 3 分」もあれば立てられますし、すぐ実行にうつせるので、長期目標に比べれば、時間をムダにしてしまうことはかなり減りそうですね!

短期目標を立てる

 

➡︎ クリアして次の短期目標をたてる

 

➡︎ クリアして次の短期目標をたてる

こんな感じで繰り返していけば、人生はけっこう楽しく生きていけそうな予感がします…!!

 

 

「短期目標」と「お金」は切り離して考える

ここでひとつだけ注意点。

ボクはこれまで、すべての目標をお金と結び付けてきました。しかしここ最近、「目標をお金と結びつけるのは失敗だったかな…」と感じています。

お金と結びつけると、どうしても「やりたいこと」というよりは「やるべきこと」になってしまって、目標自体を楽しめなくなってしまうんですよね。

お金にとらわれて「やるべきこと」に縛られてしまうと、時間をムダにしてしまう可能性が高いです。

本来あるべき姿は、「やりたいことをとことんやった結果として、お金に結びつくこと」なんじゃないかなと思います。

かりに「やりたいこと」が「お金」に結びつかなかったとしても、今の日本なら選ばなければ仕事なんていくらでもありますし、少なくとも「食っていけなくなること」なんてありません。

家族がいたとしてもおなじだと思っていて、夫婦で力を合わせれば一家が生きていく分のお金を稼ぐことは問題ないはずです。

じつは、食っていくだけのお金を稼げなくなるリスクって、ほとんどないんですよね…。

「食っていけなくなるんじゃ…」なんてそんなに大きくもないリスクにおびえて時間をムダにするのは、ちょっともったいないかもしれません。

 

 

面白そうなことは、とりあえず「Yes」

経験則ですが、考え過ぎていても時間が無駄になるだけで、いいことはなにもありません。

すこしでも興味があることはどんどん試してみるべきです。

著書のなかにもありましたが、

  • 気になる飲み会はとりあえず参加してみて、おもんなかったら帰る。
  • 楽しそうな会社があったらいったん就職してみて、つまんなかったらやめる。

これぐらい「ノリ」で生きた方がいいのかもしれません。

  • ひとまずやる。
  • いったんやる。
  • とりあえずやる。

気になることはかたっぱしからやってみましょ!

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