マルチタスクはダメ!?『シングルタスク』で生産性が飛躍的に向上する!

書評

「もう1日がおわってしまった…」

時間は誰にでも平等に与えられています。
…が、その1日の使い方はひとによって大きく変わると思っていて、大きく次の2パターンに分けられます。

  • きっちり有効に時間を活用した人
  • 気づいたらいつのまにか終えてしまう人

ちなみにボクは後者ですorz
毎日寝る前に「今日は何をできたんだろう…」というふうに1日が終わってしまいます…。

なぜ同じ”1日”なのに人によってこうも時間の使い方が変わるのでしょうか?
また、どうすれば時間の使い方がうまくなるのでしょうか?

その答えを探し求めて、辿りついたのがこちらの本。

ボクはこの本を読んで、生産性が下がっている原因が”マルチタスク”にあると知りました。
もしあなたがボクと同じように”いつのまにか終わってしまう1日”を過ごしているのなら、それはマルチタスクのせいかもしれません。

 

 

”マルチタスク”から”シングルタスク”へ

「一度に複数の作業をしようとする」こと自体が「気が散っている」ことを意味する。

本書の中で述べていることはとても簡単で1つだけです。
「マルチタスクをやめてシングルタスクを徹底しましょう!」

「生産性を下げている原因はマルチタスクにある。」

この本では最初から最後まで一貫してこのことを伝えています。
根拠の一つとしてあげられているのが、ハーバード大学での次の研究。

ハーバード大学の研究によると、「あたふたとせわしなく働いている社員たちは1日に500回も注意を向けるタスクを変えるが、もっとも能率の高い社員たちは注意を向けるタスクを変える回数がむしろ少ない」という。

マルチタスクってなんとなく生産性高そうな人がやってるイメージありますよね?

パンを食べながらメールを返して、テレビでニュースを流し、横には新聞を広げる。
これやってる人、残念ながら生産性低くなることが研究結果として出てるんで、今すぐやめましょう。

イメージでは生産性高そうなマルチタスクは実は生産性を大きく下げています。
1日を有効に使えるかどうかも、いかに”マルチタスク”をやめて”シングルタスク”を行うかが鍵を握っているのです。

1つ1つに集中してタスクをこなすシングルタスカーは確実な成果をあげます。
一方で複数の作業を同時にこなすマルチタスカーは結局すべて中途半端に終わり、忙しくしていた割にはなんの成果も出ないまま1日を終えてしまいます。

このことを本書ではこう述べています。

「いつだって選択肢は2つだ。1つのことをうまくやるか、2つのことをヘタにやるかだ」

そもそも脳の仕組みとして、複数の作業を生産性を保ったまま同時にすることは不可能。
生産性を高めるにはシングルタスクとして実行しなければなりません。

感覚としては、『試験』を受ける時のイメージですね。

学生の頃の試験って、試験時間中は問題を解くことだけに集中していますよね。
頭の中にあるのは『いかに正解をはじき出せるか?』だけです。
他のことは一切頭にありません。

『シングルタスクをこなす』というのはこの感覚です。
すべてのことをこの感覚で行えるようになれば生産性は格段に上がるでしょう。

 

 

いかにしてシングルタスクに徹するか?

「ばかちんっ!マルチタスクをやらずに済むならとっくにやめてるわっ!」

ボクもそうですが、マルチタスクをしている人のほとんどは仕事に追われている人が多いでしょう。
仕事を片付けても片付けても、「減るどころかむしろ増えてるんじゃないか?」と何度思ったことか…

本書の中で「どうすればシングルタスクが徹底できるか?」についても学ぶことができます。
そもそもシングルタスクとは次のように定義されています。

シングルタスクとは、「『いまここ』にいること」「一度に1つの作業に没頭すること」を意味する。

「どうすればシングルタスクに集中できるか?」というのは言い換えると、「どうすれば1度に1つの作業に没頭できるか?」ということです。

そのための具体策がいくつも紹介されているのですが、その中の1つがメモの活用。
1つの作業をしている時、

「あ、そうだった!そういえばあれもやらなきゃ!」
「あの件で◯◯さんに連絡しないと!」

など、別のTo Doが頭に浮かぶことがあるでしょう。
そういうときに活用したいのが『メモ』です。
一旦メモをとっておいて、あとで忘れずに取りかかれるようにしておく。
そしてまた今まで没頭していた作業に戻ります。
作業が終われば、とっておいたメモを似ているタスクごとに分類して今度はそれを片付けることに集中する。

基本的にはこの繰り返しです。
今やっている作業を最優先に集中して行える環境づくりをする。
これが『シングルタスクを徹底する』ということです。

 

 

『いまここ』に集中し続けよう!

1日をなんとなく終えたくないのであれば、シングルタスクでの取り組みは必須。
『いまここ』に集中し続けるのです。

正直いって、すべて完全にシングルタスクで行えるとは思いません。
集中して行なっている作業中に、どうしても緊急でやらないといけないことが割り込んできてしまうことは少なからずあるでしょう。
しかしよっぽどのことを除けば、自分の努力次第でほとんどをシングルタスクで行う環境は作れます。

学生の時のことを思い出してください。
イメージするべきは”時間割”です。

国語、数学、英語、日本史、地理、生物、…
それぞれで時間割が決められていましたよね。
決められた時間に決められた教科の勉強に集中する。
これが”シングルタスク”

国語の時間に数学と英語と日本史と、それぞれの先生が同じ教室にきていっぺんに話をされたらとても覚えきれないでしょう。
”マルチタスク”はそれをしているようなものです。
生産性が下がって当たり前ですね。

1日は誰であっても24時間です。
この24時間を有効に使うかどうかはあなたがシングルタスクで取り組みができるかどうかにかかっています。

「気づいたらいつのまにか1日を終えてしまう人」から「毎日を次に繋がる確実な成果を残した人」になりたいなら、ぜひ1度読んでみてください。

ボクも確実な成果を毎日残すためシングルタスクを徹底します(`・ω・´)

 

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