こんにちわ。
ゆーだい(@MusicmanOf)です。
人間である以上、「怒り」という感情は誰でも持っています。
しかしだからといって、その感情に従い、感情のままに怒ってしまうと、あなたは高確率で不幸せになります。
怒ることは、デメリットだらけ。
まさに「百害あって一利なし」だからです。
「そんなことはよくわかってるっつーの!
わかってるけど、うまく怒りを抑えられないから苦労してるんだよっ!!」
確かに怒りをコントロールすることは簡単ではありません。
ただ、不可能でもないのです。
コツさえ掴めば、怒りは誰にでもコントロールできます。
そのコツとは、「怒ることがどれだけ自分にとって損なのかを明確に知ること」
今回は、瞬間湯沸かし器だった僕が、「仏の石田」と言われるまでになった、超具体的な怒りのコントロール法をすべてお伝えいたします。
もう怒るのやめよう…!!怒るのをやめるべき5つのデメリット!
怒りをコントロールしたいなら、まず怒ることのデメリットを理解しましょう。
なぜなら、人間は「痛み」を避け、「快楽」を求める生き物だからです。
ただ単に「怒るのをやめよう」では、いつまでたっても怒るのをやめることはできません。
やめる理由がないですから。
行動を変えるためには、それだけの理由がいります。
さらにいうなら、理由として適切なのは「快楽」より「痛み」の方です。
たとえば、「これから1年間怒らなかったら100万円あげる」って言われた時と、「これから1年間のうちに怒ったら徹底的に拷問する」と言われた場合とでは、どちらの方がより「怒らないようにしよう」と強く思いますか?
ほとんどの人は後者でしょう。
ひとは、とにかく痛みを避けたがります。
つまり、「怒ることによってこれだけのデメリットがある!」というのが理解できれば、自然と怒るのをやめたくなり、怒りがコントロールできるようになります。
実際に、怒ることは自分にとっておそろしいほどのデメリットをもたらすのです…。
1.「怒りの感情」と「幸せの感情」は同居しない。
怒っているとき、あなたは幸せを感じますか?
「怒りの感情」と「幸せの感情」を同じ瞬間に感じることは絶対にありません。
怒っている時には、心はネガティブな感情で支配されていますし、幸せな瞬間はポジティブな感情で満ちています。
つまり、人生の中で怒っている時間が長ければ長いほど、あなたはその分幸せを失っているということになります。
人生を不幸な時間でいっぱいにしたいなら別ですが、そうでないなら怒るのはもうやめにしましょう。
2.怒る分だけ、周りからひとがいなくなる。
誰も怒っている人に、好んで近寄ろうとは思いません。
あなたが怒れば怒るほど、あなたの周りからどんどんひとが離れていきます。
周りからひとが離れると、成長や成功のチャンスが激減します。
チャンスのほとんどは、ひとを通してやってきますから。
チャンスが激減するだけではありません。
周りからひとがいなくなると、必然、ひとりぼっちになります。
「ひとりぼっち」というのはホントしんどいです。
あの苦しみを味わったことのある人は、2度と同じ想いはしたくないと思うハズ…。
僕も高校3年間、自分の勝手な都合で、年齢が一つ下の人たちと一緒に学んでいたのですが、慣れるまでは僕から壁を作ってしまっていて、ずっとひとりぼっちでした。
ひとりで昼食を食べ、
ひとりで休み時間を過ごし、
ひとりで帰宅する。
死にたくなるほどしんどかったです。
でも、そんな地獄から救ってくれたのもやはりひと、つまり友達でした。
僕は、たくさんの人との関わりが自分の人生を豊かにしてくれると確信していますし、死ぬ時にひとりぼっちなんて絶対にイヤです。
たくさんの大事な人たちに囲まれて死んでゆきたい。
怒ることでひとが離れてしまうなら、怒ることは苦痛でしかありません。
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3.周囲からの信用を失う。
怒るというのはつまり、感情のコントロールができていないということ。
プライベートではもちろん、ビジネスの場では特に、感情のコントロールもできない人は、ひとから信用されません。
「自分の感情もコントロールできないんじゃ、こんな人に仕事を任せることはできないな」
そう判断されてしまいます。
信用を失うとどうなるか?
先ほどの周りから人がいなくなることに加え、お金も集まらなくなります。
お金は信用を数値化したものだからです。
※「お金」の話について詳しく知りたい方は、こちらをどうぞ。
人生を面白く生きる上で、お金はめちゃめちゃ大事。
面白く、貴重な体験には、対価としてそれだけのお金を払う必要がありますからね。
「金なんか1円もなくても生きていけるわ」というひと以外は、信用を失うことで人もお金も集まらなくなるので、怒るのはやめましょう。
ちなみに、信用を失うのは一瞬ですが、取り戻すのはとんでもない労力と時間がかかります。
後悔してもしきれない…なんてことにならないように気をつけてください。
4.ダサいし、器ちっちゃく見える。
怒ってる人って、はたから見てて単純にダサいです。
すげー器ちっちゃくみえます。
めちゃくちゃカッコワルイ…
そんなクソかっこ悪い人間になりたくないなら、怒るのはやめましょう。
5.自分自身が嫌いになる
怒っていると、これまでお伝えしてきたようなデメリットがどんどん現実のものとなります。
ネガティブな感情でいっぱいになり、
周りからひとがいなくなって、
だれからも信用されず、
結果としてお金も集まらず、
はたから見ても自分自身で見ても、
怒ってる自分がダサくてかっこ悪い。
そんな自分、誰だって好きになれません。
自分を好きになれない人は、全てをネガティブに捉えるようになります。
- 「どうせ僕なんか誰からも好かれてないし」
- 「だれも僕のことなんか理解できないし」
- 「べつにひとりでも生きていけるし」
そんな考え方で、人生幸せに生きていけると思います?
…僕は絶対無理だと思いますね。
そんな考え方のひとと一緒にいたくないし、自分自身もそうなりたくない。
なので、もう怒りません。
これだけ守れば大丈夫!怒らないための3つのポイント。
怒ることが自分にとってどれだけデメリットか、十分ご理解いただけたかと思います。
怒りに大きな痛みが伴うことがわかれば、自然と怒る回数が減っていくはずです。
とはいえ人間ですから、それでもつい「カッ」となってしまうことはありえます。
そんな時、怒りをコントロールするのに役立つ、具体的な3つのスキルがあります。
1.怒りを感じたら、3回深呼吸をする。
怒りを感じたら、深呼吸をしましょう。
怒りとは、瞬間的なものです。
瞬間的に上がったボルテージは、少し待てばすぐに下がります。
以前なにかの本で読んだのですが、怒りが最高潮の状態で継続するのは6秒ほどだそうです。
感情というのは、行動にともなって生じるもの。
怒りのままに大声をあげて怒鳴ったり暴れたりすると、その行動が引き金になってさらに怒りが倍増してしまいますし、逆にすぐ怒らずいったん落ち着いて心拍数さえ下がれば、怒りのボルテージも自然とおさまります。
「あ、いま怒りのボルテージがめちゃくちゃ上がってきてるな」と感じたら、3回深く深呼吸をして落ち着きましょう。
これだけで、ぐっと怒りをコントロールできるようになります。
2.常に見られている意識を持つ。
あなたは、尊敬しているひとや大切に思っているひとの前でも同じように怒ることができますか?
ほとんどの場合、怒り方に違いがでるはずです。
あなたの態度、
使っている言葉、
声の大きさ、
適切なものになっていますか?
常に見られている意識を持ちましょう。
この意識さえあれば、最悪「カッ」となったとしても、態度や言葉遣い、声の大きさに配慮ができるので、「怒り狂って取り返しのつかない事態になる」ということはないでしょう。
3.相手に対する期待値を下げる。
これは「カッ」となった時というよりも、普段からの意識の話になります。
そもそも怒りというのは「こちらが相手に期待することと相手の行動に大きなGAPがあるときに感じるもの」です。
たとえば誰かと待ち合わせをしたとき、「相手が時間通りにきてくれる」という期待を持っていたにも関わらず、1時間遅刻してきたら、ほとんどの人は腹が立つでしょう。
しかし、「よく遅刻してくるやつだから、もしかしたら2時間ぐらい遅れてくるかもな」と思っていれば、仮に1時間相手が遅刻してきても、「あ、意外と早かったね」と腹が立つこともありません。
つまり、最初から相手に期待しなければ、それほど怒ることもなくなるのです。
ほとんどのことは、僕らの思い通りにはいきません。
もしあなたの怒りが、他人に対して高すぎる期待値を持っていることに起因しているなら、期待値は低めに設定しなおしてください。
怒る頻度が、驚くほど減りますよ。
とはいえ、僕は本当に大切に思っているひとに対しては、ある程度高めの期待値を持っています。
期待値を低めに設定するというのは、言葉を選ばずにいうと「諦める」ということです。
友人、親友、彼女、家族、大事な人に対して、「諦める」ってなんか悲しい気がしちゃうので…
「人によって適切に期待を持つ」といった方が、正しいかもしれないですね。
まとめ
■怒るのをやめるべき5つのデメリット!
1.「怒りの感情」と「幸せの感情」は同居しない。
2.怒る分だけ周りから人がいなくなる。
3.周囲からの信用を失う。
4.ダサいし、器ちっちゃく見える。
5.自分自身が嫌いになる。
■怒らないための3つのポイント!
1.怒りを感じたら、3回深呼吸する。
2.常に見られている意識を持つ。
3.相手に対する期待値を下げる。
怒れば怒るほど、あなたの人生から面白さが減っていきます。
単純にそれってすごくもったいないですよね。
これまでお伝えしたことを頑張ったとしても、どうしても怒りを感じざるを得ないひとと出会うこともあると思います。
その場合、その怒りはあなたが原因ではないので、付き合うのをやめた方がいいです。
わざわざあなたが犠牲になる必要ないですから。
せっかく生まれてきたんですから、人生怒るより笑って生きていきましょ。
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