こんにちわ。
昨晩、ヨルシカを聴きながら全力でランニングしていたら、前を歩いていた女の子2人組を思いのほか驚かせてしまいました。(本当にごめんなさい)
次回から夜にランニングするときは、気をつけます…。
さて。
よく恋愛において、「男性は引きずるけど、女性はパッと切り替えができる」ということばを聴きますが、最近になって思います。
あれ、“嘘”ですね。
正確にいうと、確かにその傾向はあるかもしれません。とはいえ、女性でも引きずる人は引きずりますし、男性でもパッと切り替えて次に進める人もいます。
少しググってみると、男性は「フォルダ保存」、女性は「上書き保存」という別な表現も出てきました。読んだ記事によれば、女性は優秀な遺伝子を残すために1度に1人のひとしか愛せないようになってるらしいです。
なろほど、なんとなく頷ける気もします。
人間も生物です。生物の役割は、子孫を残し、種族を反映させることですから、その役割を果たすことが遺伝子に組み込まれてはいるでしょう。
そうした意味で、確実にお腹に子を宿すため、また宿した子を育てるため、1度に1人しか愛せないようになっているというロジックは通ります。
ただ一方で、それなら男性の方が切り替え早くていいんじゃないの?、とも思うんですよね。
たくさんの種を残すためには、なるべくたくさんの女性を愛せた方が効率的です。別れたならすぐ切り替えて、次々新しい女性と付き合った方がいいに決まっています。
ひとりの女性を引きずることなんて、生物学的にいえば非効率の極みなわけです。
つまり、「男性だから」「女性だから」っていうのはあんまり関係なくて、正直「ひとによる」っていうのが結論な気がしてます。
では、話をもう少し深掘りして、「なぜひとは引きずるのか?」考えてみましょう。
ひきずるのは、事実として「本当に大切なものだったから」です。
これまで収集してきた情報や、自分自身の知識 / 経験をふまえ、ボクがたどり着いた、別れた人を引きずる原因はなんなのか?、の答えは、「事実として本当に大切なものだったから」
「事実として」というのがミソだと思っていて、あなたが大切にしていたかどうか、大切に思っていたかどうかは関係ありません。
「事実、大切なものだったかどうか」が、引きづるかどうかに関係してきます。
これは、恋愛に限ったことではなく、スポーツや芸術、仕事など、あらゆる分野に通ずることだと思っています。
たとえば、スラムダンクの三井寿の名台詞、「安西先生…!! バスケがしたいです……」
知らない人のためにかんたんに解説しておくと、バスケの才能にあふれ、高校で全国大会を目指していた三井寿は、ケガをしてバスケをすることを諦め、不良の道に外れてしまいます。
しかし、ひょんなことから、恩師ともいえる安西先生に再会し、思わず出たセリフが「バスケがしたい……」というひとことでした。
これは彼のなかで、バスケに対する思いをひきずっていた、とも表現できるんじゃないかと思っていて、ケガで諦めはしたものの、事実として、彼のなかでは、バスケットが相当に大切なものだった。
なので、結果としてバスケに思いが引きづられていたわけです。
「え、じゃあなに?別れたあと、すんなり切り替えができている人は、別れた相手が大切じゃなかったってこと?」と思われるかもしれませんが、それは違います。
すんなり切り替えができた人であっても、相手を大切に思っていたり、事実としても大切だったということはあるでしょう。
重要なのは、「別れたときの大切度」だと思っていて、別れたときの大切度が高いほど引きづりやすく、大切度が低いほど引きづりにくいのです。
たとえば、ボクには小学6年生からずっと飼っていた愛犬がいました。ずっと本当の家族のように思っていましたし、とても大切にしていました。
しかし、その愛犬が亡くなったとき、正直いって、筆舌に尽くし難いほどの大きな悲しみはありませんでした…。
というのも、大学を卒業してすぐ東京にでたので、亡くなる前5年ほどの間は、その愛犬と接する機会は年末年始に帰ったときぐらいだったんですよね。
別れの際、ボクにとっての愛犬の大切度が下がっていたからこそ、亡くなってしまったあとでも割とすんなり切り替えができたのでしょう。
話を恋愛に戻します。
ひきづっているひとは、別れたとそのとき、「事実として」相手の重要度が高かったからひきづっており、次への切り替えがすんなりいった人は、別れたそのとき、「事実として」相手の重要度が低かったから切り替えがうまくいった、というのがボクの結論です。
ひきづるのはOKで、過去の恋愛を忘れる必要はありません。
ひきづる、ひきづらないに良し悪しはありません。ひきづっていたとしても、全然オッケーです。
だって、過去に付き合っていた人の出会い、その人と交わした会話、思い出がいまのあなたを作っているんです。それを否定するのは、いまのあなたを否定するようなものですよね。
それにその恋愛を忘れようとしてしまうと、せっかくそこで培った経験が次に活かされません。
うまくいったこと、うまくいかなかったことを次に活かすためにも、過去の恋愛はぜったいに忘れちゃだめだとボクは思っています。
ボクにとって、これまでの恋愛はすべて大切なものですし、相手にも感謝しています。相手自身に対しても、これから先、きっと死ぬまで大切に思うでしょう。
悔やむべくは、付き合っていたときに気づけなかったこと、ですね。笑
かりに「フォルダ保存」といわれようが構いません。永久保存して、墓場までひきづってやろうと思います^^
それではまた。
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