「やりたいことをやって、楽しく人生を生きたい!」とは思うものの、「あれ、僕のやりたいことって何だろう…」とよくわからなくなったりした経験はありませんか?
僕自身、これまで何度もそんな経験をしてきました。
「定年までずっとこの仕事を続けていくのかなぁ…」とただ仕事をこなす毎日。
クタクタに疲れて帰ってきて、夜は寝るだけ。
せっかくの土日も、特にやることもなく、あっという間に終わりを迎え、ちびまる子ちゃんやサザエさんを見ながら「また明日から仕事か…」と嘆く日曜の夜。
気がつけば社会人になって、1年が経ち、2年が経ち、年齢だけを重ねている…。
人生ですね、やりたいことをやらないと、全然おもんないです!
もうホント、くそおもんない!
人生は有限なんです。
やりたくないことをやっていると、その分だけ時間を無駄にしてしまいます。
そして年をとって死ぬ前にこう思うんです。
「もっと冒険しておけばよかった…」
というわけで、今回は「絶対に見つかる!やりたいことのみつけ方!」をご紹介いたします。
やりたいことは、誰でも必ず見つかります!
もちろん、今このブログを読んでくれているあなたもです!
実は、やりたいことを見つけるためには「コツ」があって、そのコツさえ掴めば、やりたいことを見つけるのは案外かんたんなのです。
やりたいことの見つけ方を理解しよう!
やりたいことを見つけるためには、次の「3つのPoint」を押さえましょう。
- 本当にやりたいかどうかは、実際にやってみないとわからない!
- 自意識過剰はNG!他人の目は気にするな!
- “死”を意識すること。
本当にやりたいかどうかは、実際にやってみないとわからない!
そもそもですが、「やりたいことが見つからない」といっているほとんどの人は、やりたいことを本気で見つけようとしていません。
やりたいことというのは、待っていて見つかるものではないです。
やりたいことが見つかるまでのステップを簡単に説明すると、以下のようになります。
- 情報を収集する
- 興味を持つ(一時的にやりたいことが見つかる)
- 体験する
- 好きになる(本当にやりたいことが見つかる)
さらに、これらのステップは「ピラミッド構造」になっており、情報収集した量が多いほど、興味を持てることもたくさん見つかりますし、興味を持てることが多く見つかれば、本当にやりたいことも見つかりやすくなります。
逆にいうと、何もしなければ一生やりたいことなんか見つかりません。
ちょっと例を挙げて考えてみましょう。
- カレーを食べたこともないのに、カレーが好き。
- ラーメンを食べたこともないのに、ラーメンが好き。
- サッカーをやったこともないのに、サッカーをやるのが好き。
- 野球をやったこともないのに、野球をやるのが好き。
- 温泉に入ったこともないのに、温泉に入るのが好き。
- 絵を描いたこともないのに、絵を描くのが好き。
- 見たこともないのに、○○さんが好き。
…そんなことありえないですよね?
まずは、あっちこっちいったり、色々なものを見たり聞いたりして、興味の持てそうなことを探してみましょう。
- 好きなマンガを1日中読み漁りたい!
- コーラ飲みながらピザを片手に、好きな映画を朝から晩まで見てみたい!
- 環状線1周してみたい!
- 1万円くらいするステーキを食べに行ってみたい!
- ドラクエシリーズを制覇したい!
気楽に考えてみてください。
そうすれば興味のあることなんて、いくらでも出てきます。
そして、興味のあることが見つかったら、片っ端から体験してみることです。
「なんか違うな…」
と思ったものは続かずにそのうちやめるでしょうし、
「なにこれェェェ!? めちゃくちゃ面白ェェェェ!!」
と思ったものは自然と継続できます。
その「継続できたもの」というのが、あなたが本当にやりたいことです。
要は、「体験したものの中からしか、あなたが本当にやりたいことは見つからないので、ガンガンアクション起こしていこうぜ!」ってことを理解いただければ猛烈ハッピーです。
自意識過剰はNG!他人の目は気にするな!
- 「絵を描いてみたいけど、ひとから笑われると嫌だし…」
- 「今流行りのTikTokやYouTubeに動画投稿してみたいけど、批判されるのが怖い」
- 「仕事やめて旅に出てみたいけど、世間体が…」
せっかく興味があることをいくつか書き出してみたはいいものの、「いざ実践!」という時にどうしても他人の目が気になって実践に踏み切れない思いをしたことがある方も多いのではないでしょうか?
安心して下さい。
あなたがどんな恥をかこうが、他人は全然気にしていません。
他人の目が気になって行動できないというのは、単なる自意識過剰です。
たとえば、僕は学生時代、友達と一緒に路上ライブをしていました。
「路上で全然知らない人がいる前で歌うなんて恥ずかしい…」
やる前にはそんなことを考えていましたが、たくさんの人が通る大通りで、大声で下手くそな歌を唄っても、大半の人は見向きもしません。
たまに鼻で笑う人もいれば、「うるせぇよ!」と怒鳴る人もいましたが、その人たちも次の日には、鼻で笑ったことや怒鳴ったことなんてすっかり忘れているでしょう。
極端な話、たとえ僕が全裸で渋谷のスクランブル交差点を歩いたところで、その時こそ注目を浴びるものの、日が経てばほとんどの人の記憶の中から僕は消えています。
他人の僕に対する興味なんてそんなものです。
だれも僕に興味なんかありません。
そしてこれはすべての人に言えることです。
誰のあなたのことなんて気にもしていません。
逆に言えば、どれだけ失敗しようが恥をかこうが、都合よく忘れてくれます。
「もっと冒険をしておけばよかった…」
アメリカで、90才以上のご老人に「人生を振り返って唯一後悔していることは何ですか?」とアンケートをとったところ、90%以上の人がこのように回答したそうです。
他人の目を気にしがちな日本人にアンケートをとった場合、おそらく100%に限りなく近い数値でになるでしょう。
つまり、やりたいことがあるのに、他人の目を気にして「恥ずかしい」なんてしょうもない理由で遠慮してやりたいことをやらずにいると、死ぬ前にかなりの高確率で後悔をするわけです。
…もう1度いいます。
だれも僕たちのことなんて気にしていません。
僕のことにも、あなたのことにも興味なんてありません。
他人の目なんて気にすることなく、あなたのやりたいことを思いっきりやってみてください。
“死”を意識すること。
死は、生を完全燃焼させるための、最高の「スイッチ」にできるんです。
『あした死ぬかもよ?人生最後の日に笑って死ねる27の質問』ひすいこたろう / 2012年 / 株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン
人間、誰しもが必ずいつかは死にます。
しかし、ほとんどの人はこの当たり前のことを本当の意味で理解できていません。
「確かにいつか死ぬかもしれないけど、ずっと先の話でしょ」
このように考えている人は、やりたいことをやらないまま、死んでしまう可能性が高いでしょうね…。
もしかしたら明日死んじゃうかもしれないのに。
少し想像してみてください。
赤信号だけど、「まぁ大丈夫だろう」、そう思って横断歩道を渡っていたら、猛スピードで突進してきた車と激突。
思いがけず、あなたは突然に人生の幕を閉じることになりました。
そう、たった今、あなたは死んでしまいました。
もうやりたいことをやろうにも、その命がありません。
体がありません。
死んでしまった以上、もうなんにもできません。
やり残したことはありますか?
後悔していることはありますか?
なにもなければあなたは、思い通りの人生を歩んでこれたのかもしれないですね。
しかし実際には、ほぼ全ての人が後悔で胸がいっぱいになるはず…。
そのやり残したことってなんですか?
後悔していることってなんですか?
死を強烈に意識することで、自分のやりたいことが具体的に見えてきたはずです。
冗談ではなく、誰もに明日死ぬ可能性があります。
もっと言えば、今日この後すぐ死んでしまう可能性だってあるのです。
死を意識することで、本当の自分と向き合うことができます。
本当の自分と向き合うことは、やりたいことを導くためのヒントになります。
ぜひ「明日死ぬかも…」という意識を忘れずに、毎日を生きてみてください。
ちなみに、死への意識をうまく活用したい方には、「あした死ぬかもよ?」がおすすめです。
やりたいこと以外にも、生きる目的や、人生の本質なども理解できるので、1度も読んだことがない方はぜひ読んでみてください。
やりたいことを実践しよう!
ここまで、やりたいことを見つけるためのポイントを理解してもらいました。
しかし本当に大事なのは、やりたいことの見つけ方を理解することではなく、あなたが実際にやりたいことに踏み出すことです。
見つけ方を理解したところで、実践しなければなにも変わりません。
ここからは、これまでのポイントを踏まえて、やりたいことを実践するまでの具体的なステップをお伝えします。
- やりたいことを紙に書き出す。
- 取り掛かりやすそうなものを選択し、ステップを分ける。
- 1stステップを実践する。
1.やりたいことを紙に書き出す。
まずは、やりたいことリストを作りましょう。
これまでの内容を踏まえて、あなたがやりたいと思ったこと、なんならちょっと興味がある程度でもかまいません。
片っ端から、紙に書き出してみてください。
書き出すときですが、2つほどポイントがあります。
1つ、実現可能性は考えないこと。
「世界一周してみたいけど、現実的じゃないから書き出すのはやめておこう」
このような発想でやりたいことリストを作っても、つまらないリストに仕上がってしまいます。
「世界一周」だって、立派なやりたいことのひとつです。
目安としては、人から笑われるぐらいがちょうどいいでしょう。
常識という枠にとらわれず、自由な発想でリストを作ってみてください。
2つ、やりたいことリストの項目は、なるべく多く書き出すこと。
100個ぐらい作れれば最高ですね。
作ってみればわかりますが、100個リストを作るのは結構大変です。
自分の思考を掘り下げ、これまでの人生経験を深く思い返さないとなかなか出てきません。
量をこなすことで、自分の本当にやりたかったことが出てくる可能性が高まります。
リストの量が少ないと、自分の表面上の薄っぺらいところでやりたいと思ってることしか出てこなかったりするんですよね…。
とはいえ、大事なのは「やりたいことの実践」なので、難しければ10〜20個でも構いません。
まずは、やりたいことリストを書き出してみてくださいね。
2.取り掛かりやすそうなものを選択し、ステップを分ける。
やりたいことをぜーんぶ書き出したら、そのリストを眺めてみてください。
「日本全国を旅してまわりたい」といった、時間やお金などの条件が揃わないと実行が難しいものもあれば、「コーラとピザを頼んで1日中映画を見る」のように、比較的簡単に取り組めるものもあるでしょう。
いきなり難易度が高いものに取り組もうとすると挫折します。
まずは、リストの中でも、取り組みやすそうなものを選びましょう。
選んだら、そのリストをいくつかのステップに分けます。
たとえば、先ほどの「コーラとピザを頼んで1日中映画を見る」の例の場合はこうなります。
- 実施する日にちを決める。
- コーラを購入する。
- ピザを頼む。
- Netflixに加入する。
(もしくは、GEOで映画を6本レンタルするなど) - 実行する。
このように細分化すると、そのリスト項目を達成するためになにをやればいいかが一気に明確になります。
3.1stステップを実践する
ここまでくれば、あとはやるだけ。
細分化した具体的な行動を実践していきましょう。
このとき一つコツがあります。
いきなり全部しようとしなくても構いません。
1stステップだけ。
最初の1stステップだけ実践するのです。
あなたがもし、コーラとピザを頼んで1日中映画を見たいなら、1stステップである、「実施する日をカレンダーに予定として組み込むこと」だけをしてみてください。
経験上、1stステップが実践できれば、そのあとのステップは自然とこなすことができます。
結果、やりたいことをちゃんと達成できるというわけです。
まとめ
- やりたいことの見つけ方を理解しよう!
⑴ 本当にやりたいかどうかは、実際にやってみないとわからない!
⑵ 自意識過剰はNG!他人の目は気にするな!
⑶ “死”を意識すること。
- やりたいことを実践しよう!
⑴ やりたいことを紙に書き出す。
⑵ 取り掛かりやすそうなものを選択し、ステップを分ける。
⑶ 1stステップを実践する。
やりたいことは、みんな必ず持っています。
そしてそれは必ず見つかります。
あなたが「やりたいことが見つからない」と嘆いていたとしたら、それは単に見つけ方を知らなかっただけです。
人生はボーナスゲーム。
死ぬまでの期間、やりたいことを思いっきりやって楽しみましょ!!
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