- 「熱く生きていたあの頃の気持ちを思い出したいっ!!」
- 「恋とか青春とか….そういう気分を感じたいっ!!」
- 「とにかく泣きたいっ!! 感動したいっ!!」
そんなあなたにオススメしたい漫画があります。
「四月は君の嘘」
もうね、とにかく感動するんだ!このマンガは!
いつのまにか涙がこぼれて、止まらなるんだっ!
「もう人生なんかどうだっていいや」なんて思ってた自分を、力いっぱいにぎった拳で、とおい空のかなたまでぶっ飛ばしたくなるんだっ!
…ということで「四月は君の嘘」のご紹介です。
あらすじ。
かんたんに内容をお伝えするとですね、
「生きる」×「青春」×「音楽」
ちょっと大雑把すぎるかもしれないケド、こんな感じ。
わけあってピアノを弾かなくなってしまった「元天才ピアノ少年」が、これまたわけありの「美少女バイオリニスト」と出会い、再度ピアノと向き合うようになります。
ちなみにピアノが弾けなくなってしまったのは、過去のトラウマが原因。
ひとりでは決して克服できないであろうトラウマを、美少女バイオリニストの少女に何度も助けられ、少年はだんだんとピアノが弾けるようになります。
「君の人生で、ありったけの君で、真摯に弾けばいいんだよ」
しかし実は、少年を助けていたように見えた美少女バイオリニストも、少年と一緒に演奏をすることで救われていたんです。少女は少女で、生きることに必死だったんです。
くじけそうになる私を、支えてください
怖くても自分と必死で向き合う、14歳の少年。
その少年と演奏することに命を燃やす、美少女バイオリニスト。
「全11巻」と、連載マンガとしてはそれほど多くはない冊数ですが、大事なものがすべて「ギュッ!」とつめこんであって、脳細胞に焼きつくような読み応えがあります。
ピアノのことなんてなんにもわからないのに、圧倒されました。
音なんて聴こえてこないのに、おおきく魂を揺さぶる音が聴こえてくるようでした。
読み終わったあとはしばらく心が締め付けられてしまう…
そんなマンガでした。
最後に本気で生きたのって、いつだったかな?
「四月は君の嘘」を読んで気づいたことがあります。
ここしばらく、「本気で生きる」っていう感覚を味わっていないことです。
登場人物たちはみんな、辛いながらもじぶんと向き合って、ときに友達やライバルの力を借りて、泣いたり笑ったりして、必死でたたかってました。
本気で生きていました。
で、思い返してみたんです。「自分が最後に本気で生きたのっていつだったかなぁ」って。
大学のときの受験勉強。
ボクが本気でたたかったのは、それが最後だと思います。
いえ、その受験勉強だってあやしいもんです。
べつに大学に行ってやりたいことなんてなかった。
まわりのみんなが進学するから、ボクもその流れに「なんとなく」のって、「仕方がない」から受験勉強をしてました。勉強したくてしていたわけではありません。
本当に自分の意思でチャレンジしたのは、中学3年生のとき、当時大好きだった女の子に「好きだ」って伝えたことが最後かも…。
もう 19 年くらい前の話ですね。
それ以来、ボクはずっと中途半端に生きてきた気がします。
高校だってとくに理由もなく1度やめたし、
やっていたバンドだって本気でなにかを目指していたわけではなかった。
大学では毎日のらりくらり。就活もせず。
卒業後はバイトをしながら2年ほど司法書士を目指して勉強すれど、どこか「どうせ受からないだろうな」って気持ちが常についてまわっていました。
勉強をやめて就職した保険営業の会社でも、「並」程度の営業成績しか出せなかったです。(とはいえ、ここはある程度本気でがんばりました)
- 「どれだけ長いこと中途半端に生きてきてしまっているのだろう」
- 「もっと本気で生きなきゃ」
- 「もっと本気で生きたい」
「四月は君の嘘」を読むことで、そんなふうに思えました。
あなたが最後に本気で生きたのは、いつですか?
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