今さらながら湘南乃風の『純恋歌』にハマって、太陽が昇ってから沈むに至るまでずーっと脳内でエンドレスリピートなんですが、「ラブソーン!」のところで毎回泣きそうになります。
こんにちわ!
えんぴつ職人 (@MusicmanOf) です!
さて。
ボクはお笑い芸人の「サンドウィッチマン」が大好きで、仕事で失敗しまくってクタクタ状態で帰ったあとでも、サンドウィッチマンのYouTube動画を見て爆笑することで、割と前向きな気持ちで眠りにつくことができています。
そんなこんなで毎日のようにサンドウィッチマンのYouTube動画を見ているのですが、「広告を差し込むタイミングが絶妙だな…」と思った動画がありました。
ほとんどのYouTube動画は、以下のタイミングで広告が差し込んであることがほとんどです。
- 動画が始まる前
- 見ている途中
- 見終わったあと
一方、ボクが見たサンドウィッチマンの動画は、
『動画が開始されてから30秒ぐらいしたところ』
『動画が終わる30秒くらい前』
の2箇所に広告が差し込んでありました。
この広告を差し込むタイミングが「うまいな」と感じたわけですが、理由は「視聴者のストレスの少ないポイントで再生回数を増やす仕組みができているから」です。
ハードルを捉えつつ、いかにしてストレスを減らすかを考えましょう。
YouTubeは、動画の閲覧時間によっても広告収入が変わると聞いたことがあります。(間違ってたらすんません)
となると、まずハードルになるのは「いかに動画を見る体制に持っていけるか」だと思うんですよね。
動画の頭に広告が差し込んであると、「鬱陶しいな…」と感じてほかの動画に飛ばれてしまう、つまり再生されなくなる可能性があります。
しかし、一旦広告なしで動画を再生し、少し時間がたったところで広告を差し込めば、「動画見始めちゃったし、続きも気になるからとりあえず見てみよ!」と、再生される確率が上がります。
ほかの動画へ飛ばれる可能性を下げることができるわけですね。
では、動画の最後の方ではどうか?
「動画を見る体制づくり」はクリア済みなので、次にクリアすべきハードルは「動画の視聴を継続しつつ、さらに広告を見てもらう」ですね。
動画が終わった後に広告を差し込んでも、かなりの確率でその広告は見られません。
YouTubeアプリごと閉じられる可能性もありますし…。
しかし、動画が終わる少しだけ前に広告を差し込んでおくことで、「続きが気になる」「もうちょっとだから最後まで見たい」という心理から、広告を見てもらえる確率はぐんと上がります。
このタイミングであれば、動画を視聴しているお客さんの立場から考えても「動画の閲覧中はほとんど広告もなかったし、最後ぐらいいいか^^」と、広告に対してある程度ポジティブに捉えてくれやすい心理状態といえます。
動画の「最初」にしろ「最後」にしろ、視聴者のストレスがなるべく少ないところを選んで広告を差し込めば、動画の再生回数を伸ばしつつ、広告を見てもらえます。
もちろん、動画の質が高いことは大前提にはなりますけどね^^
どうすればストレスを減らせるかは、心理学で学べます。
もう少しだけ深掘りすると、Youtube動画における広告の差し込み方は、人間の心理をうまく利用しています。
ひとは物事を進めるにあたって、「始めること」にもっとも負荷がかかりますが、いったん始めてしまうと、あとは慣性の法則が働くかのように、勝手に継続できるものなんですよね。
たとえば、健康のためにランニングを始めたい、としましょう。
5kmくらい走りたいけど、ちょっと距離としてはしんどい。
「200mだけ…」
これだけだったらどうでしょうか?
5km は難しくても、200m ならほとんどの人が走れると思います。
そして、200m走ったら、そのあとは追加で 1 ~ 2 kmぐらいは勝手に誰でも走れちゃうもんです。
1番のハードルは「走る」という体制に持っていくことなので、実はそこさえクリアすれば、「走る距離」というハードルはそれほどでもないんですよね。
他にも、居酒屋を例に考えてみましょう。
自分がお店をやっている場合、売り上げを伸ばす上での1番のハードルは「お店に入ってもらうこと」です。
入ってもらいさえすれば、あとはお客さんが好きなものを頼んでくれるでしょう。
では、「お店に入るハードル」を下げるにはどうすればいいか?
「最初の1杯は生ビール無料!」っていうのはありだと思います。
これだと「お、とりあえず入ってみようかな?」という気持ちになるので、1番のハードルを超えることができます。
入ってもらったあとリピーターになってもらえるかどうかは「料理や接客の質」での勝負になりますが、相当悪くない限り、売り上げは勝手に上がっていくでしょう。
まとめ
ひとの心理や、お客様のストレスをいかに下げるかも重要ですが、もっともフォーカスすべきは「顧客体験」です。
「いかにお客様に楽しんでもらえるか?」
ここだけを集中して考えれば、工夫できるところは自然と思い浮かぶので、お客様視点でやれることを片っ端から試すのがいいですね。
今回は以上ですー!
それではまた^^
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