「今日はちょっとしんどいから明日でいいや。」
僕は基本自分に甘い人間なので、
ついつい自分にこういった言葉を使うことを許してしまう。
できない理由や先延ばしする理由を見つけることは、
僕にとって朝飯前だ。
見つけようと思わなくとも、気がつけばまるで呼吸のように自然に出てくる。
できない理由並べよう選手権があれば、代表選手になれるんじゃないかと思うぐらいだ。
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・お金がないから。
・時間がないから。
・今日は仕事で疲れているから。
・飲みの約束が入ったから。
・なんとなく気分が乗らないから。
etc……….
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並べようと思えば、本当にいくらでも出てくる。
しかし、僕にとってのこの「今日はしんどいから明日でいい」の「明日」がくるのは、
永遠にないか、きたとしても随分先になるだろう。
なぜなら、明日になれば、明日の僕はまた同じように次の「明日」へと先延ばしするからだ。
そうやって、どんどんいつくるかわからない「明日」が続いていく。
仮に、先延ばしにしていたことが消化できたとしても、よっぽど他にやることがなくて、体も疲れていなくて、時間が有り余っているなど、相当な好条件が揃ったときぐらいだろう。
もちろん、そんな好条件が揃うことなんて滅多にない。
つまり、なにか物事を成すつもりなら、
基本的には次の2択だと把握しておく必要がある。
「今やる!」か「一生やらない!」か。
今やらないなら、それは一生やらないと思った方がいい。
実際そうなる確率はかなり高い。
「今日やらなかったあなた」のまま明日を迎え、
明日のあなたが「今日やれるあなた」になる可能性はどれほどあるだろうか。
よっぽどのやらなきゃいけない理由ができない限り、ほとんど皆無といっていい。
逆に「今日やれたあなた」であったならば、
かなりの確率で明日のあなたも「今日やれるあなた」であると言える。
むしろ、今日やれたという成功体験を携え、
今日はやれなかったことでも明日のあなたならできるようになっている可能性すらある。
付け加えていうと、「やらない」と「やれない」というのは根底の意識が全然違う。
なので、この場合の、今日やれなかったことでも、明日はできるようになっている可能性があるわけだ。
青春出版社から出ている、藤由達藏さんの著作『結局、「すぐやる人」がすべてを手に入れる』
という本を読んだが、まったくもってタイトルの通りだと思う。
というより、「すぐやる人」しかすべてを手に入れることはできない、といった方が正しい。
そして、「すぐやらない人」は、何も手にすることはできないと思った方がいいと思う。
結果を出すには、まずは行動が全てである。
そして行動の根底にあるのは、すぐやる意識を信念として持っているかどうか。
はじめは小さいことからでもいい。
たとえば、帰宅後、靴が散らかった玄関をみて、
あとで靴を整理するか、また今度にするか迷ったら、すぐに整理しよう。
洗い物の溜まった台所をみて、茶碗を洗うかどうか迷ったら、すぐに洗おう。
そういった本当に小さな小さな成功体験を積み重ねることによって、
決断力・行動力というものを育てることができる。
「logmi」というサイトにあった、小野裕史氏の話がとても素晴らしいと思ったので、
参考までにリンクを記載しておく。
http://logmi.jp/23508
最後に、こういった意識づけがなぜ必要か、付け加える。
「すぐやること」とは、つまり「なにかを成す」ということである。
人生というのは、1日1日の積み重ねだ。
1日を無駄にしてしまうと、中長期で見た時、振り返ってみると何も成せていない可能性が高い。
なにより、これは僕自身が自分の経験として学んできた。
「1日」という枠を強烈に意識し、その1日は2度と帰ってこない1日なんだと、
頭ではなく全身で理解して、その1日を全力で生きることでやっと、
振り返った時に中長期で成長していることがわかるようになる。
たった1つだけでもいい!
毎日何かを成し遂げよう!
それが僕たちの人生を切り開く鍵になる。
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