こんにちわ。
電車に乗ると90%を軽く超える確率で眠ってしまいます。ボクの他にも眠っているひとをよく見かけるので、電車の揺れを正確に再現する寝具があればすげー売れるんじゃないかと勝手に思っているえんぴつ職人 (@MusicmanOf) です。
さて。
今回は、「人間の脳の構造的にマルチタスクは無理なので、やることは絞る必要があるよ」というお話です。
先日、電車の中で音楽を聴きながらニュースを読んでいたのですが、まったくといっていいほど、中身が頭に入ってきませんでした。
ふと、ホリエモンが最近Abema TVの企画で東大受験をした際、なにかの取材で「勉強するときに音楽を聴くか?」との質問に、「そんなの聴いてたら集中できないじゃん!」と答えていたのを思い出しました。(探したら記事あったので共有します)
外部サイト:装着したままでも会話ができる!? ホリエモンが「動く人のためのイヤホン」を体験
試しに音楽を完全にシャットダウンし、ニュース記事を読むことだけに集中してみると、音楽を聴きながら読んでいるときと比べて、圧倒的な速度で読み進めることができることに気がつきました。
それだけではありません。
読み終わった後の内容の理解度も上がっていました。
というのも、普段ボクは「News Picks」というアプリでニュース記事を読んでいて、「News Picks」では各記事にコメントを残すことができるようになっています。
印象に残った記事にはコメントを残すようにしているのですが、いつもは10記事読んで1記事コメントするかどうかというところを、音楽をきった状態では、なんと半分の5記事ほどにコメントを残せるほど、内容がはっきりと頭に残っていたのです。
ちょっと安易かもですが、ここからマルチタスクは実行するタスクの効果を下げるうえ、そこにかける時間も伸びがちなのでやめた方がいい、という結論が導けます。
今実行しているタスクに全神経を集中させるのが、結果として最も効果的であり、効率的です。
ちなみに、マルチタスクよりもシングルタスクが吉、というのは以下の本にも書いてありますし、以前ブログ記事としても書いてみたのでよければ合わせて読んでみてください(^^)
実行可能なタスクの数には限りがあります。
ひとはシングルタスクしかできません。つまり、実行可能なタスクの数は限られているということです。
ドラッカーの「選択と集中」ということばは、ここにもつながってきます。
やることは絞った方が成果を出しやすいよっていうことですね。
また、もしあなたが明確な目標を持っているなら、不要な人付き合いはやめた方がいいかもしれません。
やりがちなマルチタスクとして、だれかと会話をしながら並行でほかのタスクを実施する、というものがあります。
これ、
- 会話の内容はうろ覚えになる。
- 実施するタスクは中途半端。
- 次回相手に同じことを質問してしまう。
- 相手からの信頼や印象値を下げる。
などなど、はっきりいってデメリットしかありません。
会話に集中するか、タスクに集中するか、どちらかを選ぶべきであって、明確な目標をもっていてその目標を達成したいなら、不要な人付き合いは避けるべきです。
人付き合いが増えるほど、ひとと会話する機会は増えますし、会話する機会が増えるということは、集中してタスクを実行する時間は逆に減るということです。
とはいえ、減らすのはあくまで不要な人付き合いであって、友人との時間は大切にしましょう。ずーっとひとりってめちゃくちゃ寂しいですしね…。
まとめ
- ひとはシングルタスクしかできないことを理解する。
- いま自分がなんのタスクをしているのか明確にする。
- 実行しているタスクに全神経を集中する
この3つを徹底するだけでも、人生かなりいい方向に進みます。
「いや、ボクはマルチタスクでもいける派だから」というひともいるかもしれませんが、実際にはシングルタスクを頻繁にチェンジしているだけの可能性が高いし、思考停止でもいけるタスクならまだしも、頭を使う作業ほど、マルチタスクとして実行すると効果も効率も下げてしまいます。
ぜひ、一度騙されたと思って、マルチタスクの実行をやめ、やることを絞ってシングルタスクに集中してみてください。
人生変わりますよ(^^)
それではまた。
コメント