しあわせについて本気出して考えてみたっていう歌が昔あったけど、あらためて自分自身で幸せについて本気出して考えてみた。

日記 / 雑談

こんにちは。
最近やっと「寒い」を口にしなくて済むようになり、いよいよ夏がくるなぁ、と年甲斐もなくわくわくしております。
短いヒトナツの間に、腹の底からめいっぱいに叫んで懸命に生きているセミの鳴き声が大好きなので、はやくあの鳴き声が聞きたいですね^^

さて。

ボクは大阪在住なのですが、ゴールデンウィークに入って家族が遊びにきてくれています。

最近やっと少しずつひとりで暮らすことに慣れてきたんですが、やっぱり家族っていいですね。

家に帰ったときに、誰かが迎えてくれる、これだけでもとてもしあわせな気持ちになれます。

ここで話を終わらせてしまうと、ただ「家族っていいよね!」で終わってしまうので、「しあわせ」について、少し思考を深掘りしてみます。

 

「しあわせ」とは、「当たり前」を見直したときに感じるものです。

ひとはどういうときにしあわせを感じるのでしょうか?

美味しいものを食べたとき?
ぐっすり眠れたとき?
欲しいものを手に入れたとき?

どれも正解っぽい気はするものの、若干の違和感を感じませんか?

美味しいものを食べたとき、まぁ確かにしあわせを感じますが、感動を覚えるレベルではありませんし、正直言って、一生覚えているレベルのしあわせではありません。

「ぐっすり眠れたとき」や、「欲しいものを手に入れたとき」も同じです。

ではボク自身、31年間の人生で、どんなときにしあわせを感じてきたのか?

これまでを振り返ってみると、しあわせを感じるのは「当たり前だと思っていたことが、当たり前じゃないと気づいたとき」と定義づけることができるのでは?、と思いました。

たとえば、今回「家族がいるしあわせ」を感じることができたのは、故郷を離れて、家族がいる当たり前の状況が当たり前ではなくなったからですし、さらにはつい最近まで一緒に暮らしてくれていた彼女と別れたから、でもあります。

ほかの例でいうと、ちょっと前までボクはシェアハウスに住んでいたんですが、シェアハウスってシャワー浴びたいなと思ったタイミングでなかなかシャワー浴びれないんですよ。。

だいたい自分がシャワー浴びたいと感じたときは、ほかの住人も同様に思っているケースがほとんどです。

また、シャワーの水圧もかなり弱めでした。

このような経験をしていると、普通の水圧でいつでもシャワーを浴びれる状況が、ものすごくしあわせに感じます…!!

このように、「しあわせ」とは、当たり前を見直す機会をもつことで強く感じることができるんですね。

 

 

ベストは「当たり前」をなくす前に気づくことです。

「当たり前が、当たり前じゃなくなったときに、しあわせを感じることができる」

これはほぼ間違いないでしょう。

ただ、ここには2つほど問題があります。

ひとつ、継続性がないこと。

ふたつ、大事なものを失う可能性があること。

これだけだとわかりにくいと思うので、少し噛み砕いてお話しさせてもらいますね。

ひとつめの「継続性がないこと」ですが、「当たり前じゃないこと」が再び「当たり前」に戻ると、それがしあわせであることをまた忘れてしまいます。

たとえばさっきのシャワーの件、今は一人暮らしに戻り、好きなタイミングで、通常の水圧でシャワーが浴びれるようになりました。

最初こそしあわせを感じていたものの、いまでは「普通」になってしまいました。

「継続性がない」とはこのことです。

ふたつめの「大事なものを失う可能性があること」ですが、こっちはもっと重大で、当たり前のしあわせに気付いたとき、場合によってはもう元に戻れなくなっている可能性があります。

無くしたものはまた買えばいい。

住む環境なら、元に戻せばいい。

でも別れた人、亡くした人は元に戻りません。

替えのきかないものだってあるんです。

「じゃあどうしたらいいか」と考えたとき、可能な限り、なくす前に気がつければベストでしょうね…。

とはいえ、なくしてはじめて気がつくことってとても多いですし、体験からしか学べないこともあるので、なかなか難易度の高いことではあるんですが…。

コツ、とはいえないかもですが、自分にとって何が大事なのか、普段から考えておくといいと思います。

そしてその大事なものがある今の状況につき、感謝の気持ちを絶対に忘れないこと。

「しあわせとは気づきだ」とはよくいったものですが、よーくまわりをみてみると、自分がどれだけ「しあわせ」に囲まれているかよくわかります。

このブログをかけること、あなたが読んでくれていることだって、ボクにとっては大きなしあわせです。

いつもありがとうございます。

あなたの周りを取り囲む幸せについて、ぜひもう一度考えてみるといいかもしれません。

その大事なものをなくす前に気づくことができれば、Goodです。

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