目標を立てる時に注意しておきたいこと。

日記 / 雑談

何かを始める際、後から考えるとどう考えても無理のある目標、
計画を立ててしまい、結局やらなくなったという経験、
おそらく誰しもがあるんじゃないかなぁと思います。

 

実際、僕自身何度もそういった経験をしてきました。
実行に移すよりも計画を立てることに一生懸命。
どうせやるならと過密なスケジュールを立て、結局うまくいかず、立てた目標は未達成。
後に残ったのは挫折感だけ。

「結局俺なんてこんなもん…」

そんな自分に嫌気がさしてモチベーションが下がってしまい、
負のスパイラルが延々とつづいていく。。。

 

でも、そんなことを何度か繰り返しているうちに気がつきました。

 

それは「ベストではなくベターを継続する」こと。

 

僕はベストな結果を追い求めすぎていて、
そのベストな結果を出せるか出せないかの2択で、成功か失敗かを判断してしまっている。
結果として「失敗」した場合、失望、自信の喪失、意欲の低下を招く。
でも本当に大事なのは、必ずしもベストでなくとも、
ベターだと思う結果を継続して出し続けることなんじゃないかと…

 

そもそもベストというのはいきなり到達できるものではないと思うんですよね。
数多くのベターが重なり、その結果としてベストに辿りつく。
ベストというのはそういうものなんじゃないかと感じるようになりました。

 

例えばですが、「ランニングで月間100km走る」という目標を立てたとします。

 

これを「達成」or「未達成」の2択でくくると、
未達成だった場合、挫折感が残ってしまい、先述の通り、精神衛生上よくありません。
継続して目標にチャレンジする意欲がなくなってしまいます。

 

ではどうすればいいか?
単純に「達成」or「未達成」の2択でくくるのではなく、
「どれだけ達成に近づくことができたか?」にフォーカスするのです。

 

こんなことをいうと、
「目標は達成してこそ意味がある。何がなんでも達成しようとする姿勢が重要だ!」
という声が聞こえてきそうな気がしますが、
正直な話、それが一番です。
実際のところ、僕自身もそう思います。

 

ただ、目標はあくまで目標であって、1番大事なのは、常にその先にある目的です。
目標を立てること自体、目的に到達するための手段であり、
極端な話、目的に到達することさえできれば、目標なんて達成しなくてもいいのです。

 

例えばさっきの「月間100kmを走る」という目標の場合、
「なぜ」月間100kmを走るという目標にしたかが大事なわけで、
その目的が「オリンピックに出て、フルマラソンで優勝すること」であれば、
おそらく、その目標を達成したところで、到底目的への到達はできないでしょう。
しかし、目的が「健康的な体を手に入れるため、運動の習慣を身に付けること」であれば、
100kmではなく、月間50kmでも目的到達できる可能性だってあります。

 

ベストを尽くすというのは、
必ずしもベストな結果を出すこととは同義ではないと思うのです。

 

毎日、昨日よりも少しでもベターな結果を出せるよう「考動」すること。

 

それこそがベストを尽くすということだと思います。

 

目的を見据えた上で、目標を立て、その達成に向け全力を尽くすとと同時に、
一方、目標達成ありきで成功/失敗を決めるのではなく、
常にベターな結果を継続して出し続ける。

 

昨日の自分に勝ち続けていきましょう^^

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